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インタビュー 〈ドクター編・1〉

― 子どものころの夢は何でしたか?
子どものころの夢は「科学者」でした。
体が小さく、喧嘩もあまり強いほうではなかったので、「力ではなく頭を使う仕事をしよう」と子どもなりに考えたのがきっかけです。
図鑑を読むことや、「なぜこうなるのだろう」と考えることが好きだったので、科学者を目指していました。 今の仕事にもつながっているように思います。
気がつけば本当に白衣を着る仕事に就いていましたが、研究室ではなく診察室に立っています。
― 医師を目指したきっかけを教えてください
医療は幼いころから身近な存在でした。
患者さんのことを考え続ける父の姿を見ながら育ち、「人の役に立つ仕事がしたい」という思いが自然と芽生えていきました。
科学者を目指していた少年は、いつの間にか「人のために知識を使う仕事」に強く惹かれるようになっていました。
振り返ると、医師という道は特別な決断というよりも、自然な流れだったのかもしれません。
― 診療で心がけていることは何ですか?
患者さんとちゃんと向き合うことです。
腎臓病や糖尿病のように長く付き合っていく病気は、「一生付き合っていく治療」になり” マラソン”のようなものです。
医師だけが先に走るのではなく、患者さんと同じペースで、一緒に進んでいくことが大切だと考えています。
― 先生の息抜きは何ですか?
釣りです。カヤックも所有していて、水の上で過ごす時間が良いリフレッシュになっています。
一度、どうしても早朝の時間帯を狙いたくて、夜中に現地へ行き、寝袋を持って朝を待ったこともあります。
家族には少しあきれられましたが、それだけ夢中になれる時間があるのはありがたいことだと感じています。
自然を相手にする釣りは思い通りにいかないことも多く、その点は医療にも少し似ているかもしれません。焦らず、状況を見極めながら向き合う姿勢を大切にしています。
― 地域の皆さまへメッセージ
「これくらいで受診していいのかな」と迷うようなことでも、どうぞ遠慮なくご相談ください。
腎臓病や糖尿病は早めの対応と継続がとても大切です。
だからこそ、気軽に相談できる存在でありたいと思っています。
医療は特別なものではなく、地域の日常の中にあるものです。
「ここに相談すれば大丈夫」と思っていただけるよう、これからも地域の皆さまと一緒に歩んでいきたいと考えています。