なぜ、フットケア?
糖尿病の足に何が起きるか知ろう
糖尿病になり、血糖値の高い状態(HbA1c7.0mg/dl以上)が続くと「神経障害」を起こし、足の感覚が鈍くなります。また動脈硬化により「血流障害」を起こし、足の端まで血液が流れにくくなります。
<血糖値の高い状態が続くと…>

痛みを感じにくいため、ケガややけどをしても気づかずに放置しがちです

足の細胞に必要な栄養や酸素が十分に行き届かずケガが治りにくくなります。

感染症が進みやすく、化膿しやすくなります
「神経障害」や「血流障害」がある足に、靴ずれや胼胝(たこ)や鶏眼(うおのめ)、水虫、外傷や熱傷など、傷ができる原因が加わると潰瘍を作ってしまいます。
糖尿病で足を切断する患者の80~85%は、足潰瘍が先行しています。傷ができる原因を予防すること、万が一、傷ができても早期発見し、悪化させないことが重要になります。
健康な足を守るためにはじめましょう
① きちんと足を洗って保湿することがケアの基本です

入浴やシャワー浴をする時は足の指の間まで丁寧に洗うようにしましょう。
足を洗いながら、足に異変がないか観察しましょう。洗った後には、保湿剤で保湿をしましょう。
皮膚は乾燥すると弱くなり傷ができやすくなります。毎日の保湿で皮膚を守りましょう。
足を洗いながら、足に異変がないか観察しましょう。洗った後には、保湿剤で保湿をしましょう。
皮膚は乾燥すると弱くなり傷ができやすくなります。毎日の保湿で皮膚を守りましょう。
③ 傷ができる原因から足を守りましょう
◆乾燥を防ぎ、ケガから足を守るために靴下を履きましょう
靴下は、通気性がよく、縫い目のないもの、しめつけないもの、出血などの汚れで足の傷に気が付くように薄い色のものを選びましょう。
◆靴ずれ、「たこ」や「うおのめ」の原因を防ぐために足にあった靴を選びましょう
靴は足にフィットし、つま先のとがっていないもの、靴底にクッションのあるもの、ひもやマジックテープのついた運動靴を選びましょう。
スリッポンなどのサンダルはくつの中で足がすれて靴ずれの原因となるのでさけましょう。安全靴や長靴などの作業靴は形状上、足を傷つけやすいので注意しましょう。
◆靴の履き方に気をつけましょう
まず、靴の中に異物が入っていないか確認しましょう。靴ひもやマジックテープをほどいてから足を入れ、かかとを合わせてから靴ひもやマジックテープをしめるようにしましょう。
靴下は、通気性がよく、縫い目のないもの、しめつけないもの、出血などの汚れで足の傷に気が付くように薄い色のものを選びましょう。
◆靴ずれ、「たこ」や「うおのめ」の原因を防ぐために足にあった靴を選びましょう
靴は足にフィットし、つま先のとがっていないもの、靴底にクッションのあるもの、ひもやマジックテープのついた運動靴を選びましょう。
スリッポンなどのサンダルはくつの中で足がすれて靴ずれの原因となるのでさけましょう。安全靴や長靴などの作業靴は形状上、足を傷つけやすいので注意しましょう。
◆靴の履き方に気をつけましょう
まず、靴の中に異物が入っていないか確認しましょう。靴ひもやマジックテープをほどいてから足を入れ、かかとを合わせてから靴ひもやマジックテープをしめるようにしましょう。